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rainy day bags

2017.06.05

紫陽花が美しい季節になりました。繊細で奥ゆかしく、どこか大人なイメージのある梅雨の花。しっとりと雨粒に濡れた情緒溢れる佇まいには目を奪われます。

そんな紫陽花の名所に出掛けることもあるこの時期、気になるのがお天気です。いつものバッグを持ちたくても、天気予報は傘マーク。玄関先で急遽コーディネートの変更を余儀なくされることもしばしば…。

今回のTOPICSでは、そんな雨の季節の憂鬱を晴らすバッグをセレクトしました。

まずオススメしたいのは、タフなポリウレタンを使った「VENT」シリーズ。表面で雨粒をはじいて内側へ浸透しにくくする撥水性を持つこの素材は、蒸れを放出する通気性にも優れています。結露や蒸れによる不快感が軽減され、雨の日も快適に過ごせそうです。
そんな機能派素材ながら、質感は柔らかくしなやかでまるで肌の様な風合い。本革に似た趣きがあり、カジュアルになり過ぎずシックな雰囲気で持てることも高ポイントです。
摩耗強度があり表面がボロボロになる加水分解へ高い耐久性を誇りますが、本来湿度の高い場所での使用は水分との化学反応を起こしてしまう可能性のある素材。濡れた後は乾拭きしてしっかり陰干しすることをおすすめします。

1. VENT WIDE SHOPPER

▼同素材の新作「DEPEN」トートバッグ
DEPEN WIDE SHOPPER

一般的にテキスタイルは、革に比べエイジングという概念が少ない素材。そんな中でも愛着を育めるものづくりに取り組むCLEDRANのコンセプトにピッタリと合致したのが、パラフィン加工を施したテキスタイルです。生地の表面をパラフィン=ロウでコーティングし、撥水性を持たせるこの加工。はじめは固さを感じますが次第に柔らかく馴染み、使うほどにあなたのバッグに。使用頻度や癖によってアタリやチョークマークなどのエイジングも楽しめます。
この素材を用い、A4対応サイズ&出先でも気軽に持ち方をシフトできる2WAY仕様にデザインすることで、日々持ちやすいバッグに仕上げたのがロングセラー製品「INNO 2WAY RUCKSACK」です。
染み込んだり濡れたまま放っておいたりすると、シミになってしまいがちな雨粒跡。陶芸で色付けする釉薬をロウがはじくように、多少の雨ならパラフィン加工が撥水。バッグのコーティングの上でコロッと水玉状になった雨粒をサッと払えるから、天気を問わず持ちやすいデイリーバッグです。

2. INNO 2WAY RUCKSACK

▼パラフィン加工の生地を使った新作バッグ
RENCO LARGE HALF SHOULDER
RENCO LARGE 2WAY TOTE
RENCO MEDIUM TOTE

雨の日のお仕事にも使えるきちんと感のあるバッグ、一つは持っていたいアイテムですよね。
「PARE」シリーズは、緯糸のコットン・経のナイロンが格子状になったコットンナイロン生地仕立て。ナイロンの耐摩擦性、コットンの通気性、二つのいいとこどりをした素材なんです。
コットンは水分を含むと膨張。生地全体の密度が高まり、水が入りにくくなる優れた特徴を持っています。
ほんのりシャリ感のある生地の表情は、きれいめな装いやオフィススタイルに好相性。軽くて日々持ちやすいのも、お仕事使いのバッグとしては嬉しいポイントです。

3. PARE BOSTON

▼ビジネス向けならこちらもオススメ
SANT TOTE M

傘で手がふさがったり、靴や服が濡れないように気をつかったり…雨は何かと煩わしく気分も沈みがち。そんな雨の日にも身軽に動けるのが、身体に寄り添うボディバッグです。
三日月型フォルムが、身体の曲線にやわらかくフィット。雨の日も軽快にお出掛けを楽しめそうです。

4. ROTA BODY BAG L

▼荷物が少なめな方はコチラもオススメ
ROTA BODY BAG
ROTA PURSE BAG

clouseup

雨の日が待ち遠しくなるバッグたち。いかがでしたか?
撥水機能や防水スプレーを併用することで雨の日も比較的使いやすいバッグですが、完全に防水するものではありません。TOPICSではこれから訪れる梅雨シーズンに向けて、雨の日のケアについても特集しています。ぜひ併せてご覧ください。

□ How to maintenance vol.3
急な雨にお気に入りの鞄が濡れてしまった…天気予報は傘マークだけど、どうしてもあの鞄を使いたい!そんな「困った!」な時に読んでほしい雨ケア特集です。