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夢のバッグ、できました

2018.12.21

ブランド10周年記念企画ーCLEDRANからの恩返し.05ー

あなたの描くバッグをCLEDRANが形にします。ラフな絵でも構いません。ご応募いただいた案の中から3名のデザインをデザイナーがセレクト。完成した夢のバッグは、デザイン案をくださったお客様へプレゼントいたします。世界でたった一つの理想のバッグをつくれるチャンス。あなたならどんなバッグを描きますか?

お待たせいたしました。いよいよ今回、選出された3名の夢のバッグをご紹介!どんな夢のバッグができあがったのか、覗いてみてみましょう。

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やさしい革のパッチワーク。お出掛けポシェット

M.K様

やわらかなタッチで描かれたM.K様の夢のバッグ。今までのCLEDRANに無く、でもどこかCLEDRANらしさを感じるデザインに心を掴まれました。そしてご要望にあった「革のパッチワーク」を純粋に作ってみたい!という衝動に駆られたデザイナーが即断!M.K様の夢のバッグ実現の運びとなりました。

「やさしい色の革」というリクエストには、質感とトーンを変えた2種類の「CAMEL」色の革で表現。

前面の「ポッケ」を革引手付きのファスナー仕立てにすることで、全体のデザインと調和しながら使いやすくなるように工夫を加えました。


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造り手が最も力を入れたのが、「革のパッチワーク」。革の重ねる向きを試行錯誤しながら、できる限りデザイン画と同じラインになるように何度も型紙を作りました。

「お財布とポーチが入るくらいの大きさ」という書き込みを受け、あれでもないこれでもないとポーチとお財布の組み合わせを何通りも試してサイズは決定。CLEDRANのお財布を入れるなら、ピッタリだと思います(笑)

M.K様が考え、デザインした世界に一つのBAGなので、一番の愛用品になるとスタッフ一同願っています。

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インテリアにも旅行にも。ダレスバッグ

K.M様

夢のバッグのデザイン画が届き始める少し前からドクターズバッグの構想があり、選考している中で一気にデザイナーの中で火がつき選出されました。

ご希望は比較的大きめなサイズ感だったので、ある程度硬さがある革を探していたデザイナー。以前に特注で作っていた2色の革が頭に浮かびました。その革は正に条件にピッタリで、見事今回のバッグに採用。過去にこの革ではCLEDRANの製品は作られていないので、デザイン、革、どちらをとっても世界に一つのBAGになりました。


そしてこのバッグのポイントとして挙げられていたのが、「雑誌や絵本、おもちゃ入れとしてインテリアの収納にも使える」ということ。デザイナー自身が同じような鞄を自宅収納で使っており、その自前のインテリア鞄の気になる部分を修正した設計になっています。「正直、自分が欲しいです(笑)」との言葉は、かなりの本心がこもっています(笑)

最後にデザイナーの密かな夢をご紹介します。「K.M様のご希望にもありました通り、収納やご旅行にも使っていただきたいですが、私個人的には、今は小さなお子様が昔からオモチャ箱として使っていたバッグを、将来自身のお気に入りの鞄としてご愛用いただけたら…と想像すると、すごく楽しくなります。その時まで末長く寄り添ってもらえたら嬉しいです。」

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大人女性が使うストレスなしの快適おしゃれバッグ

Y.O様

具体的で分かりやすいイラストと説明文を丁寧にご記載くださったY.O様。どの場面でこのバッグを使用したいと思われているかがハッキリと伝わってきて、デザイナー自身「こんなバッグがあったら是非使ってみたい!」と率直に感じ、夢のバッグとして実現することに決めました。

素材には「グレージュのような大人っぽい洗練された色」と「軽量なバッグを」とのご希望にベストな牛革を採用。

機能性を高めるとビジネスバッグの雰囲気が強く出てしまい、軽量や女性らしさを追求すると機能性が保ちにくい...という相反するものを、いかに丁度いいバランスでひとつのバッグに集約させていくかが、デザインで一番重視したポイントでした。

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ご希望の持ち物である長財布、ポーチ、スマホ、折り畳み傘、タンブラー、A6手帳、名刺入れ、ハンドクリーム等の市場にある平均的な大きさを調べるところからサイズ設計はスタート。そこから内ポケットサイズ、内装の寸法、仕様...と逆算していきながらバッグの全体像が決まるという、デザイナーにとって初めての作業でした。

こうした一つ一つの積み重ねで、市場で見たことが無い正にオーダーメイドの夢のバッグができあがったと思います。

理想のバッグに出逢えていなかったというY.O様の運命の一品になれたら…と、これからのお付き合いをスタッフ一同温かく見守っています。

ひとりひとりの胸にある、夢のバッグ。今回様々な方の想いやアイデアを目にすることができ、デザイナーも職人も一緒にワクワク心が弾みました。普段から誰かにとってのとっておきの愛用品になるようなものづくりに励んでいるわたしたちですが、この企画を通して、届けたいという想いと形にする喜びをより鮮明に心に描けたように思います。

これからも暮らしに馴染み、手放せなくなるようなアイテムを届けていきます。ぜひ新たなラインナップを楽しみにお待ちください。

3名の方以外のご参加くださったみなさまにも、何かちょっといいものをプレゼントしたいと思っています。少し遅れたクリスマスプレゼントだと思って、お受け取りいただけたら嬉しいです。