CLEDRANおさんぽMAP本店編vol.3 colombo cornershop
2017.11.15
気軽にふらりと立ち寄れば、いつも何かワクワクするモノゴトとの出逢いがある。そんなお気に入りの場所は、誰しも一つは持っておきたいもの。CLEDRAN本店スタッフにとってcolombo cornershopは、正にそんな存在です。今回のおさんぽMAPでは、一期一会の古本や心ときめかす雑貨、おまけに珈琲まで楽しめる憩いのスポットをご紹介します。
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vol.3 colombo cornershop
その名の通りCLEDRAN本店正面のコーナーに店を構えるcolombo cornershop。グラフィック系の書物や写真集などのアートブックがズラリと並ぶ、知る人ぞ知る古書店です。そのセンス溢れるセレクトから、本好きはもちろんのこと、デザイナーやエディターが足しげく通うというのも頷けます。
感度の高い人々が出入りするからか、正に一期一会な掘り出し物が多いのもおもしろいところ。フォントや美術、ファッション関係の専門書に混じって顔を出す、サブカルチャー系の本もグッと興味をそそります。
この店で私たちを楽しませてくれるのは、本だけではありません。店内には古書のほか、国内外からセレクトされた雑貨の数々が並びます。60〜70年代のアメリカ・ヨーロッパの物を中心としたアンティーク雑貨は、店を営むご夫婦が海外から買いつけたもの。新品にはない時代が醸し出す趣きと、異国情緒を感じさせてくれます。
センス良く陳列された本、ヴィンテージ雑貨、トイ、アクセサリー、ニット小物…。好奇心掻き立てる品々とフォトジェニックな世界観に、時間を忘れて浸ってしまいそうです。
ただそこにいるだけで絵になる佇まいは、ファッション誌の撮影に使われることもしばしば。不思議なのは、そんなハイセンスな空間なのに気取ったところがなく、リラックスして過ごせる自分がいることです。
それは店主の気さくな人柄が、この店の空気を温かく包んでいるからかもしれません。キッカケが何だったか思い出せないほどに自然と会話を交わしていたり、見ているだけでは気付けなかった興味の扉が開いたり、新鮮なインスピレーションに満ちたこの場所は街角の社交場さながら。昔のサロンとは、こういう場所だったのかもしれません。
そうして過ごしていると、フワリと芳醇な珈琲の香りが。colombo cornershopは気軽に立ち寄れるコーヒースタンドとしても、この街角に馴染んでいます。
珈琲や紅茶などのテイクアウトドリンクは、店先のテラス席で嗜むこともOK。本を片手に珈琲を味わうという贅沢なひとときを堪能できます。
ここで本店スタッフから、耳寄り情報をひとつ。もしカフェラテを頼んだなら、ぜひ一口つける前に蓋を開いてみてください。気付いた人しか見ることができない、店主の心憎い遊び心が隠れています。
どこの街角にもこんな店あったら良いのに。そんな素敵なお店です。
colombo cornershop
営業時間 pm1:00-pm8:00 (定休日:平日水曜)
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